あっという間に2010年度に突入ですね〜!
私事で恐縮ですが今年も奇跡的に転勤を回避しましたので、2010年度も東京で過ごせそうです。
ただ、2年連続で逃亡したので、来年度は確実にどこかに飛ばされます。
約束させられたので間違いないです!(トホホ・・・)
僕の勤め先は中小企業なので、4月に新入社員が入ってくることもなく、同じ顔触れで仕事をすることになりますが、読者の中には気持ちも新たに社会人デビューする方もいらっしゃるかと思います。
そんなピュアな若者に、しがないサラリーマンの先輩として的確なアドバイスをしたいと思います。
(お勤めになる会社のカラーによって違うとは思いますが、朝礼という悪しき習慣のある会社に行かざるを得ない方々には一年前に書いたこちらの日記を先ずは参考にしていただきたいと思います)
今日の日記は前節でどうでもいい話ですが、過去に撮影した神社と桜の写真をアップしたいので適当に書いてます。
その昔、「売春という言葉はおかしい、買春と書くべきだ!」という主張がありました。
そんな主張がいつの間にやらマスコミに浸透して、最近は「買」を使っているメディアも多くなっているようです。
(パソコンの変換候補も両方でてきた!)。
若い人の中にはいきなり何のことやら意味がわからないという方も多いと思いますが、要するにバイシュンというのは「買う奴がいるから悪い、売りたくて売ってるわけじゃない!」というニュアンスの言葉に変えたいということのようです。
私は「需要と供給のバランスなんだからどっちでもええやん!」と思っていたのですが、最近は「どっちが言いだしっぺかによって、漢字を使い分ければいいんじゃないか」と考えるようになりました。
でもそうすると会員制のバイシュン倶楽部、例えばネットのお見合いサービスのようなものを利用した場合はどっちになるんだろうとか、色々な疑問が湧いてきて収集がつかなくなってしまいました・・・
でも突き詰めてみると、どっちかにしようとするからわからなくなるだけで、「売買春」という言葉に統一すれば何も問題ないんじゃないかということに気づきました。
「売り手と買い手」、「需要と供給のバランス」を一番上手く表しているのが「売買」という熟語だ!と気付いた時の感動は今でも忘れられません。
そもそも証券業界には「売買高」という素晴らしい言葉がありますからね。
まあ、気づいたのは電車に乗りこんで、既に20分が経過したころでしたが・・・
まあ、くだらない言葉遊びの類だと思いますが、そのうち「お客様第一の弊社としては商売という漢字を禁止し、商買という漢字を使うことにしました!」などという、これまたくだらない会社が出てくるような気がするのは私だけだろうか・・・
それにしても日本語の言葉遊びも「この人」のように芸術レベルまで昇華してくれると面白いのだが、売買春問題のように言葉狩りの方向に進んでしまうと悲しいものがあります。(まあこのケースだと狩った後に新しい言葉を作ったわけですが・・・)
その昔、言葉狩りが盛んだった頃、ドラえもんが発禁・焚書の対象になるんじゃなかと危惧していたことがあります。
差別を助長するとされた言葉が大量に狩られていた時期でもあったので、毎回必ずジャイアンに虐められるノビタ君を描いたドラえもんは、「イジメ(差別)を助長、もしくは恒常化させる」としてアニメなどはもっての外、原作も発禁処分などということになるんじゃないかなと思ってました。
けっきょく杞憂に終わりましたが、今後も似たような問題が起こるたびに同じような危機感を抱くことになりそうす。
さて、前節がかなり長くなりましたが、そんな「日本の言葉遊び」もマスコミの話題や妄想の類で終わっていれば何も問題はないのですが、会社に勤めるとビジネスワールド特有の言葉遊びに出くわすことになります。
言葉遊びもその中身は玉石混交だが、ほとんどが真理の皮を被った俗説で、脳内を麻痺させる美辞麗句に彩られています。
意欲に溢れているだけで思考が停止している新入社員を操作するのはいとも容易い。
そのような人の心を操作する言葉遊び、美辞麗句に出会っても平然と構えていられる社会人になってもらいたいと思いますので、次回は言葉遊びの具体例を交えて解説してみたいと思います。
まだまだ「東京カレー紹介」を名乗れますね!
新入社員さんたちが今週はいっぱい増えますね。
次の言葉遊びについての記事、楽しみですよー。
まーさーかー 下ねたじゃないだろうと期待して(?)
ありがとうございます。
今後も東京カレー紹介をご贔屓に・・・
下ネタなわけないじゃないですか!
というか、まだ書いてないので土曜日あたりにでも書こうかと思ってます。