2007年3月31日(土)
住所:新宿区赤城元町1-32
地図:詳細 普通 広域
電話:03-3268-2410
営業時間:11:30〜14:30
17:00〜23:00
定休日:無休
味:★★★
個性:★★★★
コスト:★★★
ミャンマー料理強化月間でもあり、神楽坂強化月間でもある。
というわけで今日は神楽坂へ。
飯田橋のカレーから始めて、今回やっと神楽坂駅まで来ました。
角にあるから「カド」なのでしょうか?
今回のお店は神楽坂駅から歩いて2分ほどのところにあります。
ただ目立たない造りになっているので、迷う可能性があります。
まあ、地図を持っていけば大丈夫だけど・・・。
ここ数年、よく使われるキーワードで言うと「隠れ家っぽい店」です。
別に隠れなくてもいいのに・・・。
こういうお店の特集を見ると「非常に美味しくて、混んでしまうと
常連さんが入れなくなるから、目立たなくしている」という意味が
ありそうですが、実は話題づくりのために「隠れ家」的にしている
だけのお店が多いように思う。
さてこのお店はどうでしょうか?
木の壁に小さなお品書きがありますが、何も考えずに歩いていると
ただの民家のように思えます。
中に入ると左側に畳の和室。奥にはテーブル席の和室があります。
おそらく民家を改装して作ったのでしょう。
僕は畳の部屋に案内されました。
開いてる場所が上座だったのですが、他の人を上座から見ながら
食べるのは意外と爽快です。
一人で来てるのは僕だけですが、みんなヒソヒソ声で話してます。
音楽が流れてるわけでもなく、静かな部屋なので喋りにくいのでしょう。
とりあえずメニューは3種類ほどしかありませんが、当然ながら
「自家製チーズと鶏肉のカレー(800円)」を注文。
僕は200円プラスしてサラダと黒糖ゼリーのセットにしました。
注文してから結構待たされます。12:30頃には満員になり、
その後も続々とお客さんが来店されます。しかも皆、大人しく
待ってます。待つほど価値があるランチということでしょうか?
期待に胸を膨らませつつ・・・・
やっと来ましたチキンカレー!
おっ!ライスが玄米です。 昔、玄米菜食をした者として
不用意に玄米を出すのは如何なものかと思う。
玄米は少なくとも100回以上噛まないと、消化に悪く、胃に過度の
負担をかけてしまいます。
後で聞いてみたところ、玄米を一分づきしたものを一晩水に浸してから
炊き上げているそうです。なるほどやわらかくする工夫をしている
のですね。
まあ、そんなウンチク話はともかく・・・・
カレーはかなり煮込まれている印象を受けました。丸ごと入ってる
スパイスもあり、美味しいのですが、辛さは控えめです。
自家製チーズが気になるところですが、白い泡のようなチーズが
入っています。
味は濃厚ではなく、カレーと混ざるからか、ほんのり甘い感じがします。
甘いというより「まろやか」になってるといったところでしょうか?
自然な風味がよろしいようで・・・。
チキンはカレーと一緒に煮込んでいるというよりは、焼いたチキンを
カレーに入れているような感じです。
カレーソースの浸透具合というか、煮込まれた軟らかさがありません。
最後に黒糖ゼリーを食べて帰りました。
それにしても、お膳が低いので非常に食べにくかった。
こんな食事をしてたら猫背になるんじゃねえの?
昔の人は食事を取るのも一苦労だな。
ああいうお膳は運んだり片付けたりするのにはいいけど、食事するには
不便だよね。昔の日本人はテーブルという発想が出来なかったのだろうか?
とりあえず雰囲気を楽しみたい人は行ってみる価値があるかと思います。
赤城神社がすぐ側にあるので、お参りもできます。