「しなの鉄道」上田駅の改札前にあります。
営業時間:7:00〜23:00
味:★★★★
個性:★★★★
コスト:★★☆
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今日はなんと!信州・長野県上田市にやってまいりました。
カレー屋さんなんてないだろうと思っていたのですが、上田駅の駅ナカ、
「しなの鉄道」というローカル線の改札前に「薬膳カレー」の文字が・・・。
「薬膳」ですか・・・
なんだか最近は猫も杓子も「薬膳」ですね。
そもそも「薬膳」の定義ってなんでしょうね?
多分、定義なんてないでしょうね。
「ハーブやスパイスを使っていれば薬膳だ!」ということになると「一味唐辛子」を入れただけでも
「薬膳料理」となってしまう。
つまり、蕎麦やウドンは薬膳蕎麦、薬膳ウドンと名乗ることが出来る。
ターメリック=ウコンだから、カレーはそもそも薬膳料理だ!
と言い張る人がいても否定はできない。
そうすると「レトルトカレー」を出しても薬膳といえば薬膳・・・
ということになりますね。
まあ、美味しけりゃぁ言葉の定義なんてどうでもいいんですけど、
「薬膳」に痛い目にあっている人もけっこういますからね・・・。
さて、この駅ナカの薬膳カレーは如何なものでしょうか?
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まず、店に入って驚いたのは、かなりカレーに力を入れているということです。
薬膳カレーはもちろんのこと、限定カレー、普通のカレーと
カレーがメインのメニュー構成になってます。
さらにこの解説がすごい!インドと欧風のいいとこ取りって・・・。
ちなみに薬膳カレーの定価は1000円です。
「駅ナカで1000円かよっ!高ぇ〜っ!」
と思ったら、期間限定で20%引きの800円です。それでも800円ですよ!
もう一度書きますが、長野県上田市のローカル鉄道の「上田駅」です。
品川エキュートのような「駅ナカ」じゃないですよ。
ああいうところのカレー屋さんじゃないですからね!
しかも「立ち食い」です・・・。
立ち食いカレーに800円を使うという、愚挙とも思える行動をとらせたのは
「薬膳」という言葉の響きに敗北したからに他ならない。
さて、出てきたカレーを見てみると、「おやっ?」
見た目にもはっきりわかる「さらりとしたカレー」です。
小麦粉を使ってないタイプです。
駅ナカのカレーなんて、たいていはドロドロタイプのカレーが
出てくるんですけどね。
ちなみに、となりのオッサンが頼んでいた「限定カレー(500円)」を見てみると
カレーソースはやはり「さらさらタイプ」です。
どうやらカレーは「限定カレー」と同じようですが、薬膳カレーには
何やら光る「つぶつぶ」が見えます。
んっ?これは・・・陳皮ですかね。
ふむふむ・・・店内の看板を見てみると桂皮、ウコン、
ウイキョウ、丁香、陳皮などが入っているようで、
しかも一部はそのまま見える状態で入っています。
一口食べてみると、辛さはそれほどでもない。
でも味はかなり美味い!レトルトじゃないですね、これは!
この小麦粉を使ってないサラサラタイプのカレーは
それだけでも好きですが、かなり本格的なカレーの味わいだと思います。
これで辛さもあれば、大絶賛ですね(^-^)/
さらに驚いたのがセットで付いてくる「紅花茶」!
これがカレーの食後に最高に合う!!
薬膳カレーに紅花茶ですよ。普通の人なら思いつかないですよ!
さすがに何者か気になったので、少しお話を聞かせてもらったが、
なんでも「漢方の薬剤師と相談」してカレーに合うスパイスと
カレーの食後に合うお茶を選んだそうです。
そりゃそうだわな。そうでもしないとこんな組み合わせは考えつかんわな。
とにもかくにも、もしもまた上田駅に行くことがあれば是非もう一度
行ってみたいお店ですね。
紅花を育てている人がいたら、是非カレーの食後にお試しあれ!
途中下車してでも食べる価値はありでしょうか?
お勧めでしたら・・・行ってみようかな。
期間限定って言うのは、季節変わりのように、
いつでもやってるんでしょうか?
親戚が居るはず・・・
一度も行ったことないですが、あすこら行くならカレーよか蕎麦だなあ。
「カレー蕎麦」っていう手もあるけど♪
途中下車するほどとは・・・??
いつでもやってるかどうかも不明です。
もう一度調査してきます(+_+)/
たしかに!あの辺は信州蕎麦ですよね。
最近は武田信玄グッズで頑張ってるようです。
最近はエセ薬膳が多いですからね。
僕もそろそろぶった斬らせていただく予定です。
久しぶりに開拓気分を味わいました。
ぶった斬り記事・・・お待ちしております。